白緑蝶"ever since【続】
咲と百枝は、相変わらず元気で
咲は仕事に百枝は恋に生きてる

そんな二人と、語り合う時間は
私にはやっぱり必要。

「じゃあね」

「ばいばい」

「また、連絡する」

こうして、二人と別れた私は
タクシー内、ソラから、何の
返事も返ってこない携帯電話
を見つめてる。

私は、あのホテルへと向かう。

遠い昔

幾度と愛し合った、あの場所へ

今のソラには、私なんかよりも
心ひかれるものが他にある事は
わかってる。

大切なもの・・・


だけど、今夜は

貴方は

この扉をノックしてくれる?

二人だけの合図を聞かせて。
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