白緑蝶"ever since【続】
「えっ、何が?」

「何がって、ソラのやつ・・」

「俺が、何?」

現れたソラは、私を後ろから
抱きしめて頬にキスをした。

「もう、ソラったら・・・」

嫌がってはいるもののキスを
されて嬉しそうな私の姿を見た
真澄。

「何だよ
 喧嘩してねえのかよ

 心配して損したぁ~」

そう言うと、真澄は床に座り込
んだ。

「ごめんごめん
 喧嘩してたけど・・・」

「昨夜、仲直り済ませちゃった

 マスミ、一歩出遅れたぁ?」

「もう、ソラ、マスミの神経
 逆撫でしないの」

「してないぜ」

「してるよ」
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