白緑蝶"ever since【続】
完璧に日本語を話すテオさん。

雑誌の写真とは印象が大分違う
けど、天使のように綺麗なこと
には代わり無い。

でも、思ったよりもスラッと背
が高くて、守ってあげたくなる
ようなタイプではないな。

あの筋肉の程よくついた長い腕
に、ソラがすっぽり包めそう。

「Lucky Girl、だってさ
 
 ユラ、よかったな」

「うん・・・

 それより、ソラ 
 
 これはどういうことなのか
 最初からわかる様に説明して

 抱き合って、頬にキスして
 ・・・

 テオさんはソラの事
 が好きで・・・
 
 どうして、ここに居るの?

 全く、話が見えない」

怒ってる私の表情にテオさん
は、ソラの腕を取る。

「だいじょうぶ?
 
 ユラ、こわい?」
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