嘘偽りの愛しい体温-Ⅱ-
「か、可愛くないよ私」
「いい加減自覚しろ」
蓮也は私の頬へと軽く口付けてから身を離しソファーへと腰を下ろす
そっと触れるだけの優しいキスなのに凄くドキドキする
私の事を愛でてくれている事が伝わってか、凄く嬉しいし胸が温かくなる
「指は無事か?」
「指?」
蓮也はちらっと私へと視線を向けながら不適な笑みを浮かべる
指大丈夫かって…あ!
また包丁で切ったりしてないかって事!?それって私の包丁使いをけなしてる!?