モンスター学園 partⅡ
「今は、まだ美姫の魂は俺の中にある。そのうち飲み込まれちゃうけどね。ま、時間の問題って事だ。……美姫が助かる確率はほゼロ。君たちに用はないからもう帰りな」
奴は手をブラブラと適当に振って建物の中に戻ろうとした。
「ふざけんなよ!……美姫を返せ!」
俺はヤツの方に飛び掛かった。
もう、何でもいい。
とにかく美姫を助けたい。
その一心で、飛ばされても飛ばされても飛びついた。
「しつこいなぁ、もう」
奴は面倒くさそうに地面に這いつくばる俺を見下げた。