錘~tumu~
「官能」

君の饒舌な指が

私の体に愛を語る

ゆっくりと

やさしく

しなやかに

やがて

知性と
理性を
脱がされて

私の脳みそは

官能の波に押し倒される






君の声君と溶け合う昼下がりゆきどけの雫屋根より落つ




            2010,2,28
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