錘~tumu~
「愛してた」




愛してた

本当に愛してた

愛していた

でも

未来が恐かった

今をつないでいくのに精一杯だった

未来が見えなくて
未来が不安で

結局

取り越し苦労とネガティブな心持ちで二人は永遠に離ればなれになった

夢に

君は

現れるようになった

美しい瞳に涙をためて

語りかけると

しぃっ!って・・・

私の横を通り過ぎる




「私にどうしていて欲しい?」
「笑っていて欲しい」



遺言だった???





おかげで

君がいなくなってから私はずっと泣けないでいるんだよ

泣いていると君が心配すると思って

君をただ安心させたくて

嬉しいこと楽しいこと面白いことを必死に探して

そこにすがって笑ってる






あの日熱いまなざしを哀しいと思ったのは君に恋した私




            2010,2,20

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