紅い私書箱 -短編-

秋葉原好きオタク男 33歳

毎日のように秋葉原に通っている

アニメ好きな男性が、

深夜
真っ暗な部屋で、

ひとりパソコンに向かう。



大好きなメイドアニメの主人公ナーヤに
釘つけの彼の目に、

珍しく

ふと飛込んできた

リンク




「紅い私書箱
殺したい人の名…

…?」




ナーヤに夢中なはずなのに、



男は、



引き寄せられるように

リンクした ――
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