寂しがりやの猫
そりゃあ 私は 不倫だってしてたし、セフレだって 居たりするけど 誰とでも寝る女じゃない。

若いってだけで 喜んで抱かれるとでも思ってんのか。

私は ちょっとイラついて席を立ち、トイレに行った。

廊下に出ると すぐに結城が追いかけてくる。

「中河原さん!」

「ん?」

「すいません、やっぱり 市川くん 変な電話…」

「ああ。あれは 多分童貞だよ。千里ちゃんもストーカーとかされないように気をつけなよ~」

耳元で囁くと 結城は カァ…と顔を赤くした。


今時の子にしては 結城は本当に純情で可愛い。


私は 結構気にいっていた。
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