【完】そこを右に曲がると、~少女館、そこは闇持つ少女の集う場所~
次の少女は、手に人形を抱えていて人形に優しく微笑んでる少女だった。
でも、優しく微笑んでいるのは少女だけ。
少女の抱えている人形は、恐ろしい目つきで少女を見ていた。
私はその様子に少し恐怖を覚え、その恐怖を紛らわすためにガラスケースの下にあるプレートを見た。
"Doll girl (?)"
"人形少女(?)"
プレートにはこう書かれていた。
私は、最後の(?)に興味を持ち、赤いボタンを押した。