【完】そこを右に曲がると、~少女館、そこは闇持つ少女の集う場所~



そんな奴隷生活にとうとう少女は疲れ果ててしまったのです。


こんな状態の少女を癒してくれたのは友達の好きな男の子と食べるお昼の時間でした。


少女は、だんだんとこの男の子のことが好きになっていったのです。


しかし少女は、男の子がいたのにも関わらず、ついに耐え切れなくなってしまいました。


そして、少女は授業中抜け出し屋上へと向かいます。


自殺するために・・・。



少女はいつ自殺しても良いようにバックに自殺するための道具を隠し持っていました。


そこまで少女は追い詰められていたのでしょう。



少女が意を決して屋上から飛び降りようとしたとき、男の子が間一髪のところで少女を助けてしまいました。


このことに少女は深く悲しみました。

しかし少女は、もう一度飛び降りようとし、それを防ごうと柵の向こう側で二人は争っていました。


そんな時、男の子が足を滑らせ屋上から落ちてしまいます。
男の子は即死です。


それを知った少女は、嘆きます。

そして、後を追おうとバックから自殺するための道具を取り出し、死のうとします。


しかし、死ねなかった・・・----



そのまま少女はずっと屋上で泣き続けていました。


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