恋する24時
「いえ、お仕事は、優しく丁寧に教えてくれます」
むしろ他の人より
細かいと言うかきちんとしている。
「オレ企画の研修ん時、メチャクチャ怖かったんだけど?」
みんなと言うか
主に営業部の人達が
先輩のことを知っている感じだった。
「……」
それにしても
みんなと印象が
全く違うのはなんでだろう?
困って、枝野くんを見ると
肩をすくめて言ってくれた。
「印南さんシャイだからな、営業部の研修の時気張り過ぎたんだと思う」
あぁ、確かに
印南先輩って照れたり恥ずかしい時
言い方荒くなるかも。
枝野くんよく知ってるなぁ
「それに千川の場合、カッコ良くて素敵は、仕事が出来るって意味じゃね?」
あっ!
「そ、そうです、それなんです!」
アタシは、思いっきり何度も頷いて
みんなを見た。
「なんだぁ、ビックリしたよ~」