* 俺様な先輩 *





華音はまだわかってなくて


ずんずんと足を進める




私の足は扉に届く前でストップした


だって、扉に





“南遥人”がいるんだもん……




何で?


どうして、あたしのクラスに?



あたしの頭上には?マークが


たくさん浮かんで


もう思考停止状態




先輩は女子に騒がれて


イライラしてる様で…




「あ」




思考停止してたあたしが


彼に 見つかってしまった




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