* 俺様な先輩 *





「詩織、帰ろ」


「でも…」


「放っておきなよ。

新垣の気持ち、読み取ってあげて」





華音はあたしの腕を掴んで


階段を上り始めた。




一回だけ後ろを振り返って


理科室を見たけど


追い出された時と


何も変わっていない理科室だった。





< 107 / 465 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop