* 俺様な先輩 *
「華音…?」
気付いたらあたしは
華音に電話していて…
いつも華音には助けてもらってばっかりだ…
《どした?詩織》
「あのね……、聞いてくれる?」
《ん…ゆっくりでいいから》
華音はそう言うと、あたしの話す
話に、うんうんって頷いてくれたんだ。
それだけでなんか、救われた気がするよ。
《それはさ、詩織…》
「うん……」
《自分の気持ちを、
ちゃんと伝えた方がいいよ》
「そしたら…嫌われないかな」