* 俺様な先輩 *
「本当にいいの?詩織…」
「いいの!会わないって
決めたんだから…」
先輩とのお別れまであと少し。
あたしは最後まで会わないつもり。
華音は先輩が発つのが近づくのにつれて
あたしに『本当にいいの?』って
よく聞くようになった。
あたしの答えはもちろん変わらない。
先輩も教室には来ないし、
あたしのあのメールを見て
納得してくれたと思ってる。
今更、行かないでなんて
図々しすぎるもん。