* 俺様な先輩 *
先輩はあたしと目を一度も会わせずに
話を聞いていた。
何考えてるんだろうって思っても
ただひたすら、新垣くんとあったことを
しゃべり続けた。
新垣くんに好きって言われたこと。
優しかったのに急に二重人格になること。
あたしに暴言吐いたこと。
情緒不安定だってあたしを騙したこと。
あの日に新垣くんが家の前に来たのは
暴言吐いたことを
謝りに来ただけだってこと。
「すっげームカつく…」
話終わると、先輩は小さく呟いた。