同居、始めました!
すると、黙っていた成沢君が立ち上がって、申し訳なさそうに下を向いて口をひらいた。
「僕の家、両親が共働きで、毎日妹を幼稚園に送り迎えしているんです…なので」
再びもじもじし出した成沢君に、本宮君が続ける。
「こいつん家、親帰ってくるの遅いんすよ。だから俺が成沢にかわって委員をやります」
先生が何度も頷きながら、瞳をうるうるさせながら
「よし、分かった!そういうことならいいぞ!本宮、頼んだ!」
そう言って拍手をする。
「倉田もいいな」
先生の言葉に黙って頷いた。
成沢君には申し訳ないけれど、
ドキドキしてしまった。