同居、始めました!



瞳をキラキラさせて見るな!


お前は一体何を期待してるんだっ!



「別に何もない」


「本当ですかぁ~??」


芸能リポーター並みにしつこい奴だな。

何も応えずにいるとテーブルに置いてあったお絞りをくるくる巻きなおして
俺の方に向けてきた。



「ずばり!!彼女と何かありましたね!!」


何かって..


「つか何でお前にそんな事を話さないといけないんだ、俺は!」


「だって気になるじゃないっすか。それに..」


「それになんだよ」


「先輩ちょっとおかしいっすよ」
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