同居、始めました!

お兄ちゃんだから!





航ちゃん来てくれるとは思ってなかったから



本当に安心したよ



「雛、何ニヤニヤしてんの?」



智恵美がにやにやしながらわたしを見ている。


「別ににやにやしてないもん」


「“航ちゃん”来てくれるんだ?」


「な、何故それを知ってるの?」



わたしまだ一言も航ちゃんの事話してないのに!



「智恵美気持ち悪い」



「いやいや、気持ち悪いのは雛の方だよ」



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