同居、始めました!
思わず出た言葉に自分自身で驚く。
だけどこれ以上千鶴を不安にさせたくなかった。
千鶴と一緒に生きて行くことが、俺の正しい決断なんだ。
「航也..」
「千鶴、俺はお前と一緒に」
「私もね。今日それを言おうと思ったの」
「は?」
「航也にプロポーズ、しようと思ったんだ。だけど先に言われちゃったな」
「え?って事は?」
「うん、私も。結婚して下さい」
付き合い始めてから長い年月が経った。
初めて千鶴を見かけた日から、告白した学校祭の夜。
たくさんの日々を過ごした中で、俺は今一番幸せなのかもしれない。
「ごめん、婚約指輪家に置きっぱなしで」
「次会う時で大丈夫だよ」
「そう、そうだな、ごめん」
「いいの、それよりも。雛ちゃん祝福してくれるかしら?」