同居、始めました!



「..話してくれても、いいじゃない」


「雛..?」


「あたし、そんなに子供に見える?」


「ごめん..」



再び静まりかえる。


コチコチと一秒ごとに進む針の音だけが響いている。



誰も話す事はなく


口を開く事もなかった。


どれくらい経っただろう。


口を開いたのは


航ちゃんだった。
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