同居、始めました!






「で?何で朝からコロッケなんだ?」



朝ご飯の支度ができて。


スーツに着替えた航ちゃんが席に着いて不思議そうな声をあげた。


目の前にはお皿に乗ったコロッケが3つとサラダに味噌汁。



何でコロッケって..?




「だっていっぱい余ってるし」


「つーか、何でこんなになるまで作ったんだよ」



不思議そうな声から、呆れ声にチェンジしちゃってる。



「えーっと、航ちゃん食べるかな、と思って」



「はぁ~」



大きなため息をつくとそれ以上何も言わずに箸をつけた。


< 94 / 249 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop