なんつって!!





なななな!!?


何故かあたしの頭を撫でる岩崎の大きな手..





いや.なんか..気持ちいい..


夕陽の暖かさと
ウッドデッキの固いけどどこか柔らかい感じと
岩崎の大きな手.






何も言わないし.

ちょっと気まずくて.
でもまだそれも心地よくて...




櫂斗と一緒にいるような安心感が
あたしの心を満たしていた.





あたしは岩崎と向き合うように寝返りをうって








少し目を閉じた――……






< 102 / 164 >

この作品をシェア

pagetop