*ピンクドロップ*

「倉木愛梨……うあっ」


私が名前を呼ぶと、イケメンはいきなり私の胸ぐらをつかんだ。
私の方が高かった目線が、あう。
キレイな茶色の瞳に私が移っている。
……飲み込まれそう。



「へーお前がクラキアイリか」
「だからなんなの……んっ」



私が喋っているといきなり目の前が暗くなった。
すると唇に柔らかい……ナニかが……。





「ぎゃーーーー!!」

「ウルセ、警備くんだろが」



私は……見知らぬ男に……ファーストキスを……奪われた。
< 8 / 18 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop