心と身体


【るあー】
「お兄ちゃん!!」

みんながお兄ちゃんをみてびっくり。

「琉明のお兄ちゃんの琉毅。鬼龍ってゆー暴走族の総長だよ。」
《鬼龍の総長は強いって聞いてたけど琉明香の兄貴だったとは…》
みんなまだびっくりしてる。
県1の暴走族なんだよね。笑
【琉明香の兄の椿 琉毅よろしく】
みんなあらたまって。

「お酒ー」
『おう』
「ありがとー」

[椿 琉明香逃げずにきたか。]
「なに?」
[お前それ…]
酒持ってたらびっくりされた。
「酒だけど?」
[るせぇ]
「観戦者ちゃんと連れてきたよ」
[佑也クン。恒クン。]
「うん。」
[あのイケメン達。]
星羽達のことか。
「うん。」
[年上だけどかっこいい。ってか暴走族つれてくんなよ]
「しってんの?」
[県1の暴走族。鬼龍。]
「しってんだ」笑
[わりーかよ]
「別に」
[てめーこそしってんのかよ?]
「だって鬼龍総長は琉明のお兄ちゃんだもん」
[はっ?]

【女のタイマンは話しがなげーよ】
「お兄ちゃん。タイマンって先に手出してもいーの?」
【しらねー。けどうられて今この状態なら先に手出しても俺が許す。】
「はーい」

私は缶に残っていた酒を一気に全部呑んだ。
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