万葉集を読む

338番

[番号] 03/0338
[原文] 験無 物乎不念者 一坏乃
    濁酒乎 可飲有良師
[訓読] 験なきものを思はずは一杯の
    濁れる酒を飲むべくあるらし
[仮名] しるしなき,ものをおもはずは,
    ひとつきの,にごれるさけを,
    のむべくあるらし
[事項] 雑歌,作者:大伴旅人


役立たぬ木ゆえに伐るをまぬがれて
大樹となりぬたとえあり

物思うあるいは酒を飲むもよし
無駄なことなどなにもないから
< 49 / 60 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop