キミの背中
第三章‥奇跡‥
あたし達はいつもどうりに総合の時間を過ごしていた。
するとたっくんがいきなり言った。

「あやちゃんのふでばこ見せてよ~」

あたしは見られてやましいものなんかないしと思って渡した。

「…何コレ?」

そう言って何かを出した。

「あー!!ちょっっちょっちょっと!!ダメー!!」

そう言った時にはもう遅かった。

あの紙を見られていたのだ。
たっくんはあたしが隼人くんに告ったことを知っているので
見てすぐに分かったようだ。

たっ「…コレって…おい隼人ー。あやちゃんからモテモテやーん。」

隼 「は?意味わかんねえし。」

たっ「お~い。隠すなって~。あやちゃんのこと、
   ほんとは好きなんだろ~。」

はっ!?たっくん何言ってんの!?待ってよ!!
なにげにスゴい質問してるし…
とか思いまがらすごいドキドキしてた。

隼 「…しらねえ」

しらねえってなんぢゃい!!どっちなーんだい!!

たっ「お~ん。好きなんだ~」

隼 「ちっちっちげーよ!!」

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