石川啄木の歌を読む (1)

26.呆(あき)れたる・・・

呆(あき)れたる母の言葉に
気がつけば
茶碗(ちやわん)を箸(はし)もて敲(たた)きてありき


 耳遠き母との会話合わねども
 明るい声の
 はずむ電話機
 (一郎)'04.1.29

 今しがた新聞入れた記憶なし
 行ったり来たり
 呆れてしまう
 (一郎)'06.9.20

 何度鍋を焦がしたか
 何度ヤカンのお湯を蒸発させたか
 火事にならずに済んでよかったよかったと
 自分で自分を慰めている
 あきれて笑って忘れてまたくり返す
 [ 一郎 ] '08.5.21


< 27 / 58 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop