冬色の後悔─大好きな、あなたへ─
プロローグ

それは、突然の出来事だった。


「───清華(さやか)......ずっと、好きだったんだ」



──ちゅっ......



(............え......?)


突然の、出来事だった。



神様、あの頃に時を戻して下さい。



もしあの時、私が拒まなかったら、何か変わっていましたか?



あの時から、私の恋の歯車は回り始めて。



気付いた時には、もうあなたは遠い存在になっていたの。





< 1 / 32 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop