【新】延滞先生と図書室で。
「あ…言い過ぎたかな?」
誰もいなくなったカウンターを見つめる。
2年に進級して、図書委員になって初めて、先生が授業のために頑張っていることを知った。
チャラチャラしたイメージが覆された。
どんなベテランの先生よりも真面目だと思った。
そして先生のことが少し……
「……少し」
「少し?どーした?」
振り返ってみると…!?
「わーーっ!?」
「ぎゃーー!?」」
先生が立っていた。