【新】延滞先生と図書室で。



「……」



あたしは、開いた口が塞がらなかった。


ついさっきまではキレイだったはずのカウンターが、瞬く間に、分厚い本が山積みされた、タワーの土台と化していた。



「おぉぉおっ!?」



タワーの向こうの人影が、いきなり雄叫び?をあげた。



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