溺愛彼氏×ドジな彼女

視線の先£佑斗



「はぁ…」
俺は、自分の席につくなり溜息をつく。

「何溜息なんてついてんだよ?
 幸せ逃げるぞ~」
そうからかいながら、言ってくる智。

ぜってぇ、あの望ってヤツ…
莉音のこと好きだよな。
まぁ、莉音は気付いてないっぽいけど。


…なんかスッゲェ嫌な予感がする。


「おーい?
 俺の声、聞こえてるー?」
そう言い、俺の目の前で手を振る智。

「あっ、わりぃ。」
こいつが話しかけてきてたこと、すっかりわすれてたw

「…まぁいいけどよ。
 どうせ、莉音チャンのことでも考えてたんだろー?」
そうにやにやする。

「…智…」

「ん?」

「きもい。」

「ひっでぇ!!」

「ww」



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