最弱暴走族と桜【完】SS更新中!


「あれー?お前らも大和さんから呼び出し?」

「おう。何だあの人、自慢でもしたいのか?」


メールの内容はとある場所来いと言うもので、まあ暇な俺たちは頭の上にはてなを浮かべながら向かった。

するとそこには同じ様に呼び出されたらしい連中が何人かいた。

集まった連中はどいつもこいつも暇人ばっかりで。


「…案外いたな……」

「「大和さぁあん!」」


大和さんも自分で呼び出しといて何故か無表情で驚いていた。


「なんスか、こんな所に呼び出して」

「お前ら暇だろ」

「そうですけど…!大和さんこそ姐さんはどうしたんですか?!」


意外にも大和さんは一人だった。

チクショ、イケメンって何でも似合うな。とか内心思いつつ、気になる事を聞く。


「どうしてこんな“歩道橋”の上に俺らいるんですか?」

「いや、此処が一番良く見えるかなと思って」

「「?」」


何を見るんだ?と全員が首を傾げる。


「…22時25分…」

「大和さーん、姐さんはぁ?」

「もうすぐ来る」


そして俺らは五分後目を奪われる。


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