最弱暴走族と桜【完】SS更新中!



「『………』」


「「………てへ」」



病室の入り口で山積みになっている綱牙のメンバーと飛鳥。

全員で誤魔化してみるものの、大和は静かに立ち上がり、対して綱牙のメンバーと飛鳥は真っ青になった。



「ちょ、大和ごめん!だからちょっとストップ!」


「総長落ち着いて下さい!!」


「すみませんでし…」



た。と言う前に、大和が皆の前に立ち塞がる。

そして、



「「ギャアァァアアアッ!!!」」



絶叫。



『あーぁ…』


「朝っぱらから迷惑な奴ら」



いつ病室に入ったのか、寿と大翔がいた。



『どうしたんだ?皆、朝早くから』


「いや、お前が何時帰っても良いように今日は一緒にいれるだけいるんだってさ」


『……ふーん』


「あ?何だ何だ、桜照れてるのか?」



茶化してくる大翔を軽く睨む。



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