サンダルウッドにくるまれて

「x○△x……」


突然、何かを言われて
慌てて身を起こした。


目の前には綺麗な人。


何かを言われるけれど…
私には全く分からない言葉。


肩まで伸びた銀色の髪。
心配そうに私を覗き込む瞳は
どこまでも澄んだアメジスト。

< 12 / 55 >

この作品をシェア

pagetop