無記名な世界






……………思い出。








消えて、ナクナル──?



そんなの、





「そんなの、いやだ」




無意識に発した言葉に、眼を覚ました亜流はふっと口元を緩めた。





「だろ?」




釣られて、あたしも笑う。








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