総長が求めた光 ~Ⅱ壊れた歯車~【完】
影。
俺にとっては“護りたいもの”だ。
そこを狙われたら、俺は終わりだ。
だから、俺はそのことを必死に隠してきた。
それをこいつは、見破ったってのか・・・・・?
「俺たちが力を貸してやる。それをものにできるかは、お前次第だ。」
「それは、入ってもいいってことなのか・・・・?」
流し目で俺を見た後、フッと笑ったヒサは
「護りたいもんは、最後まで護りぬけ。」
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