総長が求めた光 ~Ⅱ壊れた歯車~【完】
「いや、あの。そういうわけじゃないんだけど・・。」
おもわず、目線を逸らしてしまう。
けどそのとき、ヒサの目の色が変わったのを、あたしは見逃さなかった。
もう一度目線を合わす。
やっぱり。
獣の眼だ。
「違うな。"聞きにくいこと"か。」
「!!?」
射ぬくように見つめられる。
何もかも、お見通しなんだ・・・。
あたしは、短く息を吐いた。
「jack。」
「!!?」
今度は、少し揺らぐ瞳。