愛玩~夢幻の秘密~

「大嫌いだった?」


やっぱり、政略結婚なんだ。


でも…そうは見えなかったけど。


「昔はね…もう少し、休むといいわ。」


遠い目をしながら。


クルリと後ろを振り返った。


「あの…話…聞いてもいいですか?」


知りたかった。


どうして政略結婚なんてできたのか?


どうやって。


神楽社長を好きになったのか。


…神楽社長の人形って言った意味。


鷹都から何を聞いてるのかも知りたかったから。


思わず呼び止めちゃった。


「え?」


少し驚いた顔をしながら振り返って。


ドアに向かう足を止めた。

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