愛玩~夢幻の秘密~

大きなキッチンセットだったり、高価な人形にゲーム。


ただのプレゼントじゃなくて。


高いものばかりだから。


それがもう2年も続いてるんだもん。


うらやましいはずないよね?


でも…。


顔も見たことないお父さん。


『もうすぐ迎えに行く。

寂しがることはないよ。』


たった一言。


それだけ書かれた手紙。


どんな人なんだろう?


こんなプレゼントをくれるくらいだから、きっとお金持ちなんだ。


どこかの社長さんで。


オヒゲがあって…


お顔も体も丸くて…


想像するだけで楽しい。


だけど…

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