愛玩~夢幻の秘密~

「本当に…俺でいいの?」


不安そうに聞く郁人に。


コクン…


とうなずいた。


「郁人じゃなきゃ嫌だもん。」

「じゃあ、もう泣かないで。」


頬を伝う涙を優しくぬぐってくれた。


今日からは優しいお兄ちゃんじゃなくて。


大好きな彼氏になった。


…だけど。


小さな幸せなんて永続しないってことをこの時は知らなかった。




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