愛玩~夢幻の秘密~

「系列会社の交流会みたいなものだし、行くならエスコートしますよ。お嬢様。」


スッと差し出された手。


ちょっぴり戸惑うけど。


ハニカミながら手を乗せた。


「よろしく。王子様。」


ニッコリと笑った。


「じゃあ、夕方には迎えに来るから。」

「うん。」


「必要なものは用意させておくから。準備して待ってろ。」

「分かった。」


うっそ~!!


郁人とパーティーだ。


なんか…すごく嬉しい。

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