傷だらけのシンデレラ
体の変化
「翔ちゃん!翔ちゃん!」
あたしは、思っていることを言おうと決心し、
翔ちゃんを起こした。
「ん・・寝てたわ」
「あのね、話があるの」
「なに?」
「千秋さんとのスカイプいつまで続くの?」
言った。やっと言えた。
だけど、怖い。返事が怖かった。
「さあーわかんね、誘われたら断らないから」
え?
「そう・なんだ・・」
なんでって聞けなかった。
これ以上聞いたら自分が壊れてしまうような気がしたから。