社長の彼とあたしの恋愛


「へえ~。さすが、未来の社長夫人。今から、いろんな世界に飛び込んでるんだ?」



「ま、まあね」


“社長夫人”なんて、照れちゃうなぁ。


あ~あ、本当にそんな日が来るのかな?


「そういえば、今も、社長のマンションに住んでるのよね?」


「うん。そうだよ」


正直、あの広い部屋に、一人は寂しい。


でもそれも、自分で決めた事だから仕方ない。




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