社長の彼とあたしの恋愛


「仕方ないだろ?亜美は、社内でも、嫌がらせをされてるらしいんだ…」



うそ…。


洸輝、知ってたの!?


「それは可哀相になぁ。でも、原因は、お前と付き合ってるからだ」



ズバリな指摘に、洸輝からの反論がない。


「そして、3日前に帰って来たと思ったら、またあの子と結婚したいだの…。呆れる」


会長の言葉に、洸輝の低い声が聞こえてきた。




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