あの日この場所、君からのメール

テレビを見ながら二人で大爆笑する私たち。
ふと、横を見ると普通なら、
絶対見れない陽介の微笑みがそこにはあった。
私って…ほんとに―…。

「どうした。俺見てボーっとして。」

「あ!いや、何でもないよ。」

「赤くなってる。何考えてた?」

図星だし…。
やっぱ陽介すごい。

「ほんと、どーでもいいことだから!」

私は顔をそむけ、陽介から逃げた。

「言わないと、チューするよ?」

・・・えええ

「分かった!分かったから!言うよ!」

そう言うと陽介はにんまりとした。
もう・・・。

「えっと…。」
< 35 / 59 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop