Train Love [完]
Train Love7
「優莉、学校遅れるよ」
「ん~、眠たいよぉ」


あたしが学校をやめた日から、早6年


優莉ももう7歳です


今年、小学生になった


あたしは24歳になった


24歳のあたしは今助産師の資格を取り、はれて助産師になった


大変だったけど、助産師になれてよかった


助産師になろうと思ったきっかけは、やっぱりママの死かな


最初は、看護婦さんかお医者さんになろうと思った


でも、それじゃ―意味ない


ママを死なせたのは助産師さんなのだから


だからあたしは、ママみたいな犠牲者を出さないために助産師になったの


まだ赤ちゃんも取り喘げてないけど、でも新米助産師としてたくさん勉強して、一人前の助産師になるんだ


あともう一つ理由があるの


それは、お金がたくさん入ってくる


これから優莉はたくさんお金がかかる


だから、たくさんお金がもらえるから


家庭を支えるために頑張ったのもある


「りぃ、行ってきま――す」
「行ってらっしゃい」


最近の優莉は恋してるみたいで....






< 173 / 217 >

この作品をシェア

pagetop