空の君へ〜命をみつめた真実のラブストーリー〜


身をゆだねると、そのままベッドに押し倒された。

明るい電気が見えていたけど
すぐに陽の姿で見えなくなった。


制服は一枚ずつ丁寧に脱がされ、体を見られるのが恥ずかしかった。


陽のきれいすぎる身体から目をそらすと
あたしの手はつかまれて、陽のしっかりした胸板へ――――――…





「俺のすべても知って」


「……っ……」


「俺から目ェそらすな」





本当にいろいろな顔を見せる。

無邪気な子供
時々、少年
のち男の人……。





「…ゃ…ぁ」





シーツの擦れる音と、ベッドの軋む音。
そして息遣い





「…あ……っ…陽……」





耳

首筋

指先

背中

胸

太腿

身体のすみずみまで陽の舌や唇、指先が触れる。なでていく。


もう、恥ずかしさもなにも
わからなくなっていく。


陽しか感じられない

陽しか見えない






「……ッん…ぁ……」




頭が回らない

……陽


陽があたしの膝を抱えて、その間に体を滑りこませてくる。

……こんな格好……っ





「やっ……こんな格好……っ恥ずかし……」





顔を隠して、少し抵抗してしまう。

こんな格好……恥ずかしすぎる…。
みんな、こんなことを平気でできるんだ……。



< 168 / 253 >

この作品をシェア

pagetop