空の君へ〜命をみつめた真実のラブストーリー〜


だけど、
幸せは簡単に壊れていく―――…。

あのときのあたしたちは、幸せ……幸せのはずだったのに


陽は悲しい顔をしていた。

あたしには少し泣いているようにも見えた。


陽……。

陽は本当にわかりにくい人だった。


大切ななにかを隠して、大切ななにかに嘘をついて。


この日の陽はうれしそうに、幸せそうに、悲しそうに、寂しそうに微笑んでいた―――…。





< 171 / 253 >

この作品をシェア

pagetop